「日本の義務教育は9年間」
その間に人間関係や各分野についてたくさんのこと学びますが
社会人になっても学校で教わったことが役に立ってる、という人はどれくらいいるだろうか?
これまで何百社という企業を見てきましたが、よく耳にするのが
「最近は社会で通用しない人が増えてきたね」という言葉。
あれだけの時間を費やして、勉強して、先生の言うとおりにしてきたのに社会では通用しないとはどういう事!?
この社会で通用しないとはどういうことなのか?
何が問題なのか?
社会人として必要なスキルと共にお伝えしていきたいと思います。
目次
【授業では習わない考え方①】働くことをゴールとされている

「働くことをゴールとされている」と聞いてピンと来た人はいるでしょうか?
私たちは学生のころから働くこと、つまり企業に就職することを目標として学生時代を過ごしていました。
中学生のころ、「なんで勉強するの?」
「いい高校に行くためだよ。」
高校生のころ、「なんで勉強するの?」
「いい大学に行くためだよ。」
「なんでいい大学に入らなくちゃいけないの?」
「いい企業に就職するためだよ。」
こんな感じではありませんか?(笑)
結果、「良い企業に就職する」ために勉強して、高校、大学と進んでいったのですが、この「良い企業」「良い大学」「良い高校」の「良い」の基準は何なのでしょうか?
ここが学校や授業では教えてもらえない大切なポイントです。
「良い」の基準は人それぞれ

学校の先生や親が言う「良い」という基準がそのまま子供にも植え付けられているケースが多いです。
しかし、本来は「良い」の基準なんて人それぞれのはずです。
大手企業に就職することを良いと判断する人もいれば、公務員が良いと判断する人もある。
正解はないのでそれぞれの判断基準で考えて良いのですが、間違ってはいけないのが、それがすべてではないという事です。
大手企業に就職すること、公務員になること、もっと言えば企業に入って働くことがすべてではありません。
それでも同級生が有名な企業に内定をもらったりすると負けてるような気がして焦ってしまうんですよね…(笑)
なぜ大手企業で働くことが良いことではないのか?
もちろん大手には大手の良さがあります。
主に挙げられるのはこの3つです。
- 基盤が安定しているので倒産のリスクが少ない
- 福利厚生などの待遇が整っている
- 分業制が多いので残業などがきっちり整備されている
経営基盤が安定しているので、少しのことで影響を受けたりすることがほとんどありません。そのため倒産などのリスクも少なく、安心して勤務できるという点があります。
また、福利厚生などの待遇面も充実しているので長く働く環境としては最適ですね。残業も時間が整備されていることが多いのでライフワークのバランスが保てるのも魅力です。
ですが、自分の成長を考えている人や、より専門性を高めたいと思っている人には不向きかもしれませんね。
ベンチャー企業はどうなのか?
ベンチャー企業にはベンチャー企業の良さがあります。
- 一人で複数の職務をすることが多い
- スピード感がある
- 経営陣・社長が近い
ベンチャー企業あるあるですが、1人が複数のポジションを担うことがあります。私も営業・ライティング・デザイン・運用と一貫してやっていたのですべての知識が付きました。
よく言えば幅広く、悪く言えば環境が整備されていないといった感じです。
スピード感や、社長との距離の近さは一番の魅力だと思います。
間近で考え方や仕事の仕方を聞けるので成長スピードは速いと思います。
ただ、企業によってはボーナスがなかったり、サービス残業が多かったりとまちまちなのが気になります。
就職はゴールではなく、スタート地点

大手企業やベンチャー企業やらと簡単に説明してきましたが、何が言いたいかと言いますと、「就職はゴールではなくスタート」という事です。
20歳前後で多くの人が社会人になりますが、
今は人生100年時代です。
20歳は人生の5分の1が終わった段階です。
本番はここから、ようやくスタートラインに立ったという感じです。
社会人になってから何が必要になってくるのか?
どんな考え方が必要なのか?
1つずつお伝えしていきたいと思います。
まとめ
今回は「働くことをゴールとされている」ことについてお話しましたが、
勘違いしている考え方はまだまだあります。
”学校の授業では教わらないこと”
はたくさんあります。
それは社会人になってから知るよりも学生のころから知っているほうが良いし、お子さんがいる方にもぜひ知っておいていてほしい内容です。
私は知らずに社会人になって気づいたことが多いです。
今さら悔やんでも仕方がないので、これからの人達に伝えたいと思っています。
少しでも参考にしてもらえると幸いです。
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